関市にある当社の製材所です。
製材所とは、一本の大きな木(山から伐り出してきた原木)から家をつくる様々な材料(材木)として加工するところです。
今日から二月。
早いもので今年も12分の1が過ぎました。
私たちは家をつくる建築屋であり、材木屋でもあります。
岐阜の木(ヒノキ、杉)で製材業も行っているので、地元でこうした建物を建てさせていただくこともあります。
ヒノキ造りの手水舎です。(昨年末に建てました。)
ただいま久建工業では関市と山県市でリフォームと増築工事を行っていますが建築には木が必要です。
木が無ければ日本の建物は出来ないといってもいいかもしれません。(鉄骨造でもコンクリート造でも部分的に木を使うことがあります。)
製材所の仕事は山から伐り出してきた原木(丸太)を建築材料として製材加工します。
そして製材した材木は、乾燥させる前に樹皮の薄皮をむいたり挽き粉を落としたりして良い状態を保つための手入れをします。
当社の製材所では主に家の内装に使用する化粧の無垢材やカウンター材、下地材(造作材と言います。)を生産していますが、木を見極めながら用途(部材)に合わせてざまざまな寸法に製材します。
一寸、二寸、三寸・・六寸、七寸・・尺というように。
節のある材木は主にまぐさや窓台(サッシを固定する材料)、屋根のハフやハナカクシの下地材として使用します。
ちなみに製材した材木の乾燥方法は、木肌の色艶や風合いを保つために(生かすために)自然乾燥(天日や自然風で乾燥させる方法。)で行います。
自然乾燥の場合、柱や梁といった大きな構造材ですと芯の方まで乾燥するのに何年と時間がかかりますが、造作用の無垢材ですと(サイズ的に大きくないので)数ヶ月で乾燥できます。
挽きたてはまだ水分があるので青々としていますが、乾燥するにつれ良い色に落ち着いてきます。
こちらは材木倉庫で保管している乾燥済みの無垢材ですが、木の元玉ではこのように無節のきれいな材料が取れます。
大工さんがカンナで加工をして化粧の窓枠やドア枠、ガクブチとして使用します。
これから春に向けて始まる家づくりの準備のために製材所の仕事も忙しくなります。
家を新築することもリフォームすることも、山の木があって材木に(材料として)製材することで成り立っています。
製材所の仕事は私たち建築屋の原点でもあります。